犬を飼う前後に考えよう!34の犬の幸せチェックリスト

2012/08/26

犬を飼う前に考えよう!犬を飼おうと思ったら チェックする犬の幸せチェック!

笑顔の犬

これは動物を飼うことを勧めるものではありません。
年間約5万4千頭(平成22年度)の犬が、飼い主やペット業者によって自治体の動物愛護管理センターに持ち込まれ、殺処分されています。殺処分される‘余分’な命がある以上、新たに命の数を増やすべきではありません。
動物と一緒に暮らしたいというのであれば、ペットショップやブリーダーで買うのではなく、動物愛護管理センターや里親を探す団体などからから引き取るという方法しかないでしょう。犬も人間と同じ感情があり「生き物」だと認識しましょう。
犬を家族に迎え入れるということは、とても大変なことです。
動物を母犬から引き離し、あなたが飼うからには、動物の幸せを保証しなくてはなりません。
 
本当に犬を幸せにできるのか、チェックしてみてください。 
以下のチェックリストにすべて「はい」で答えられれば、あなたのもとで犬は幸せになれるでしょう。
もし1個でも「いいえ」があれば、あなたのもとで犬は十分な幸せをえらていないと考え、改善を試みてください。

 

 チェックリスト

1.   ご家族全員が犬を迎え入れることに同意されていますか?

2.   ご家族に動物アレルギーの方はいませんか?

3.   飼う犬種の特徴や性格、かかりやすい病気、予防法など飼う前に確認できますか?

img_check4.png4.   犬を室内で飼養出来る適正なスペースはありますか?
Ø  適正なスペースとは?
①   1頭当たり、中型犬までで6㎡以上 大型犬の場合9㎡以上の寝床
②   さらに自由に動ける6㎡以上のスペース
5.   屋外で飼育する場合、適正な環境はありますか?

適正な環境とは?
①   放し飼いであること
②   1頭当たり、中型犬までで6㎡以上 大型犬の場合9㎡以上の寝床
③   さらに自由に動ける6㎡以上のスペース
④   犬が後ろ脚で立った際にその頭および手の高さを上回る高さの柵があり、逃亡防止が適正に行われている
⑤   寒さ・暑さ・雨・雪・日射の対策が行われている(犬小屋、犬小屋の雨をよける屋根、断熱材、日よけ、毛布があること)
⑥   犬を誘拐されない(盗まれない)ような防犯対策が行われている
 
一時的につないでおかなくてはなくてはならない場合は以下を確認してください。
①   ガイドレール2m以上とし、少なくとも5m以上自由に動けるスペースを用意できますか?
②   綱が物に絡まり命を落とすような危険性はありませんか?

201208260134_1.png6.   お住まいが集合住宅の場合、犬を飼養することが許されていますか?

7.   飼養が許可されている場合でも、室内の環境に犬を飼養出来る広さはありますか?

8.   犬が外に逃げ出さないように対策はできますか?
※例えば、玄関や窓、門を開けたときに逃げないように、確実にガードしておかねばなりません。
犬を迎え入れる前に、フード、水用とフードの食器、トイレ、犬用ベッド、グルーミング用品、キャリーバッグを揃えられますか?

 
9.   毎日、適度な散歩やブラッシング、スキンシップはできますか?

10.  飲み水はこまめにとりかえて、いつもきれいな水にしておけますか?

11.  食事は健康に影響を与えます。ペットフードには法律で定められた安全基準がないため人間には使用できない危険なものを含んでいる可能性があります。合成添加物、着色料など含まないものを選ぶなど食べるものにも気をつけることができますか?

img_check6.png12.  病気にならないようにストレスがかからないよう気をつけてあげられますか?病気の早期発見などのため定期健診を受けにいけますか?

13.  信頼のおける動物病院はありますか?

14.  急な異変があった場合、すぐに病院に連れて行けますか?

15.  犬の寿命は10年から20年です。最期まで責任を持って飼養できますか?

16.  犬の寿命は10年から20年です。あなたの年齢、健康状態は犬をみとるのに十分ですか?

17.  人間と同じで病気になったり介護が必要になる日が来ます。介護は大変です。ほったらかしにせず、介護、看病ができますか?

img_check3.png18.  20年間、毎日毎朝毎晩、雨が降ってもどんな日でも一緒に散歩ができますか?
※小型犬も散歩が必要です。毎日体を触ることで体の異変にも早く気づくことができます。(雨を嫌がる犬には無理やり散歩をしないでください。)

19.  リードの留め具が壊れていないか、鑑札が外れていないかなど、毎日確認できますか?

20.  気候が暑くなってきたら、早朝や夕方以降の涼しい時間に散歩することができますか?

21.  散歩の時間、ご飯の時間に毎日家に帰ってこれますか?

22.  もしも、犬が吠えたり綱を強くひっぱったりしたとき、適切に対応できますか?問題行動が出た場合、なぜそうなってしまったのかをよく考え、改善をしていくことができますか?
 
23.  もし万が一、自分が病気などになり、世話ができなくなる可能性まで考えていますか?

24.  御自分が亡くなった後、すぐに犬の世話をしてくれる方はいますか?

25.  家族に迎えたら、オス・メスとも、生後6ヶ月以内に不妊去勢手術を行えますか?
※地域によっては手術費は異なりますが2万円~4万円位が平均です。オス・メスで値段が違います。

26.  犬を飼った後で御自分に子供が出来た場合、それまでどおりに飼うことができますか?

27.  お子さんがいる場合、お子さんの世話をしながら、お散歩もスキンシップも出来ますか?

28.  あなたの子供が動物アレルギーだった場合でも、変わらず犬に接することができますか?

img_check5.png29.  犬は居住する自治体に登録し、毎年一回狂犬病予防注射をするのが法で定められた飼い主の義務です。この義務を必ず守れますか?

※登録料3,000円、狂犬病予防注射3,000円、注射済票交付に550円かかります。
30.犬を迷子にさせないよう、鑑札、注射済票、迷子札を常に首輪につけますか?
※鑑札と注射済表を犬に装着することも義務です。
※迷子にさせてしまったとき、鑑札も迷子札も取れてしまった場合、保健所や動物愛護管理センターに入ってしまうと飼い主が連絡しなければ3~7日で 殺処分されます。そのためにもマイクロチップを挿入しておくと安心です。(しかし保健所、動物愛護管理センターによってはマイクロチップを読み取るリーダーがないとこもありますので、犬がいなくなってしまったら即、警察・管轄と近隣の保健所m動物愛護管理センター連絡して探しましょう。一刻の猶予もありません)

31. 犬を養えるだけの経済力、そして時間と心のゆとり、体力はありますか?

32.引越しの場合など一緒に連れてゆく覚悟がありますか?

33.原発事故のような事態になったとき、緊急に避難する際は動物も一緒に連れだせますか?
※行政に「後で」「2~3日で帰れるから」と言われても連れていかず、結局帰れずに多くの動物が死にました
※連れていくことで避難所などで肩身の狭い思いをしますが連れて行かなければ動物は死にます
※家族ですから必ず同行避難をしてください

34. キャリーバッグなど避難時に必要なものを揃えられますか?

 
 

犬の運命はあなた次第

犬を飼おうとするあなたに、とてもたくさんのきびしい条件をつきつけたようです。ただし広さなどの基準は、海外の法律や規制、海外で良いとされる一般的な飼育方法を参考にしています。つまり、意識の高い国では当たり前になっている最低限のルールとなっているのです。
 
犬を家族に迎え入れるということは、その犬の命をあなたが預かるということです。
 あなたが一緒に暮らしている・または暮らそうとしているその犬にとっては、あなたしかいません。
その犬を幸せにするのも、不幸にするのも、あなたの意識と行動次第です。